いい日旅立ち、ビールを飲んで旅行気分

2021年11月9日、風が冷たくなってきて冬の近づく足跡を感じているJIMです。
今日は”いい旅立ち”というビールを見つけてしまいまして、いろいろと考えるところがありましたので書かせていただいております。
旅行には全然いけていないのでぜひ行きたいと思っています。
最近は奥多摩湖周辺の星を見に出かけたいと考えているところです。
冬の澄み切った空に輝く星を眺めておいしいビールを飲む瞬間は最高にロマンチックですよね。
近くにはVATEREさんの直営店もあるようで、併せてそのお店にも行けたらな、と考えたりしています。
VATEREのビールは武蔵境の駅前で開催された中央線フェスティバルでおいしかった衝撃を思い出します。
それでは、本題に入りましょう。

JP東日本とビール会社のコラボ商品 ”いい日旅立ち(ヴァイス)”

さて、今回話題にします”いい日旅立ち(ヴァイス)”はNewDaysで販売される軽井沢ブルワリーのコラボレーション商品になります。10月14日の鉄道の日の企画商品として、NewDaysで発売されたようです。

スタイルはヴァイス、日本で言うところの白ビールとなります。
NewDaysはというと、駅構内に店舗を持つコンビニです。
東日本の方はなじみがあるのではないでしょうか。JRに乗ってると駅内で見かけますよね。
JIMは九州の出身ですので関東に来て初めて見たように思います。
よくご当地フェアなど行っている印象でサッポロビールのクラシックを置いていたり、最近では伊勢角屋麦酒の缶ビールの販売を開始したりビール関連で最近話題のあるコンビニだなという印象です。

この度発売されたビールもそういった流れを汲んでいるもの、なんでしょうか。
なんにせよ最寄り駅でおいしいビールが買えるのはとても良いことなのでありがたいと感じています。

製造を行った軽井沢ブルワリーは長野県軽井沢士を拠点に全国に販売網を持ったブルワリーです。
よくお歳暮のクラフトビール商品内に軽井沢ブルワリーの商品がラインナップしているのを目にしますね。

このビールのコンセプㇳですが、鉄道の日の企画商品ということもあってラベルは旅の出発点として象徴的な東京駅をモチーフにしています。
東京駅から新幹線で九州まで5時間半を揺られて帰ることもある私としては出発点であり帰ってくる場所でもあり確かになぁとしみじみ、今回のビールもおいしくいただきました。

ところでヴァイスビールってなんぞ

突然ですが、ヴァイスって何でしょうか。ヴァイツェンとはどう違うのでしょうか。
こんなの耳タコだぜって方には申し訳ないですが少々お付き合いください。
言葉の定義から話しますとヴァイスとは”白い”を意味するドイツ語、ヴァイツェンとは”小麦”を表すドイツ語です。
バイエルン地方で作られたビールをヴァイスというそうで、それ以外はヴァイツェンという切り分けがされるそうです。
そういえば日本のブルワリーが出してる白ビールはたいていヴァイツェンですね。

他にも、ヴァイツェンは原材料として小麦を50%以上使用することが条件でヴァイスは小麦の使用量が30~50%なんて情報もありました。自宅の書籍で確認してみましたが醸造に関してのヴァイスの定義については特に記載を見つけることができませんでした。ともあれ地域によって名前の使用制限があるのはどこかで聞いたことのある話ですね。

ここまで踏まえたうえで今回発売されたビールはヴァイスなんですね。
製造した地域的には日本なんですが、ヴァイスと言っても大丈夫なんでしょうか。
軽井沢ブルワリーはもともと自社商品としてヴァイスを販売しています。そこに問題があるのであればすでに指摘や入っていることでしょう。
また、軽井沢ブルワリーのHPを見ると「7人の醸造家」というページに紹介されている7名の醸造家さんのうち2名はドイツの醸造所で研修を受けたとあります。このことから何かしらの許諾を得たのかななんて思います。
研修先名はプレジウスガルテン醸造所と書いてありましたがそ私の検索能力では見つけることはできませんでした。

ヴァイスビールのお味

さてさてお味の方はと申しますと、飲みやすくてたくさんの人がおいしく感じるよう出来ているのではないかと思います。
黄色がかった透明度の高いビールでした。もう少し白くて明るい色をイメージしていたのですが、ヴァイスビールって白くないじゃーん!ってのはもはやあるあるらしいですね。
軽井沢ブルワリーの商品説明にある自社商品(ヴァイス)と比べても少し黄色がかっていて透明度が高いように感じます。機材や照明の当たり具合とかで色は結構変わるのでそこら辺は何とも言い難いですが、これはこのコラボ企画のために麦芽の種類や配分なんかを変えたのかな、なんて妄想できますね。実際飲み比べするのも楽しそうです。

味は軽やかで鼻に抜ける香りはよくあるヴァイツェンと比べると控え目です。一方でモルトの風味も味わえます。
冷やしすぎると沈殿物が気になる白ビールですが、そういったこともなくヘーフェヴァイスでもないので酵母をろ過しているからなのかなと思います。
飲みやすさも相まって初めてこういったビールを手にする方にとっても旅先のいい思い出になるビールなのではと思いました。

以上になります。

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