X’mas限定?ビールを一足先に開けちゃいました
2021年12月12日(日)、東京は10度を下回る天気でした。
そういったわけで起きて早々に外出をあきらめてしまったJIMです。
今週はもっと寒くなるようで本格的な冬が到来してしまったことは明白なのですが、こたつの準備がまだできてないので布団の中で寒さに耐えながらこたつ設置案を考えております。
2週間後にはクリスマスも控えており、街中は赤と緑できれいに彩られていますね。
頭の中でマライアキャリーの”恋人たちのクリスマス”を流しながら街を歩けば気分も自然と上がります。
浮足立つままに成城石井に入ったところクリスマス色のビールを見つけてしまいましてつい、買ってきてしまいました。
クリスマスまで待てたらよかったんですが我慢できず開けてしまったのでビール紹介として書き記します。
※クリスマスビールについて先に述べておきますと、このビールは9月ごろに仕込んだ冬用のビールです。
長期保存のためリコリスやクローブなどのスパイス類やドライフルーツが原材料として使用され、また普段より多くの麦芽を使うなどして香り華やかに度数も高めになっていることが特徴として挙げられます。
~目次~
サンフーヤンのクリスマスビールを開栓!
その後に飲んだビールさえ影響される?ベルギービールの味わい
最後に
サンフーヤンのクリスマスビールを開栓!
購入したビールはこちら、サンフーヤン キュベ デ ノエル / St-Feuillien Cuvee de Noel です。
ベルギーの南部ワロン地方、中央にあるブリュッセルから見て南西に位置するサンフーヤン醸造所で作られたベルジャンスタイルのエールです。
このビールはクリスマスの時期に発売されるクリスマスビールとのこと。Cuvée(キュベ)はフランス語でビンテージ、noël(ノエル)はフランス語でクリスマスという意味らしいです。
様々なドライフルーツ、スパイスが使われているようで、瓶裏の表記には麦芽、ホップのほかに糖類、オレンジピール、コリアンダー、リコリス、が書かれてあります。ドライフルーツは糖類にまとめられているのかな?、何が入っているのかはちょっとわかりませんでした。
王冠を外した瞬間に泡があふれ出してきます。少しでも高い位置で注ぐとすぐに泡でグラスがいっぱいになってあふれ出してしまうので途中からそぉっとグラスに注ぎましたが最初の泡がずっと消えず、泡がもりもりの写真になってしまいました。笑
瓶内で二次発酵をしているからだと思います。
度数は9%と高く、鼻をぐっと強く抜ける香り(甘酸っぱいような、それでいて果実を熟成したときのあの香りも交じってる)、えもいわれぬとはこのことなのだなぁと思ったりします。私には少々早かったようで、まだまだ謎多きこの味わいをきちんと楽しむということができなかったですね。味覚を修行し直してもう少し大人になってから味わってみたい一杯です。

その後に飲んだビールさえ影響される?ベルギービールの味わい
ここからは超個人的な見解 & 蛇足なのであらかじめご承知おきください。(/ω\)
このあと、冷蔵庫にあった本麒麟を飲んだんですけどなんか本麒麟にも似た味を見つけてしまったんですよね。
これって3パターンあると思っていて、1つは本麒麟が本来”長期低温熟成”を謳っているなか元々ベルギービールのような複雑な味を狙って出している、というもの。
2つ目は一杯目にベルギービールを飲んだせいで嗅覚や味覚が鋭敏な状態になっていて、普段はそんなことを感じないビールでさえ味覚が強調された、というもの。
3つ目はないであってほしいですが、コップを入念に洗って注いだつもりが残り香があった。という3つです。
個人的には2が胸熱だなと思います。2が本当であるならば、ベルギービールの味覚を因数分解みたいに分けていった先に今のビールがあるということも言えると思うからです。
ベルギービールってよくわからないけどなんとなくおいしいなぁ、このおいしさってミステリアスで唯一無二なのかな、と思うところがありましたが、実は今のビールとも共通点があるのかも、という視点で飲んでみるのも楽しそうです。また一つ楽しみ方の幅が広がりましたね。(^^♪
サンフーヤン醸造所の見学をブログにまとめたもの(2016/10/19)をネットで拝見したところ、有名どころ以外にもセゾンやウェストコーストIPAなんかも作っているみたいですね!日本に輸入されていたら一度飲んでみたいなと思いました。
参考:https://asi-soy-yo.amebaownd.com/posts/1504826/
最後に
今回はクリスマス限定ビールを一足先に飲んでみた感想を書いていきました。
冬場のクラフトビールは度数が高めで、ホップのさわやかな香りというよりはコクや甘さ、スパイスや果物の香りなんかがあって特徴的だなと思います。
このほかに買って飲んだビールとして、トンゲルロー(ベルギー、ブリュッセル北東/ハーヒト醸造所)のクリスマスエールがあります。こちらもオレンジピールで柑橘系の香りが最初にありますが、飲んでみるとサンフーヤンのノエルとは全然違いました。
後半の後味がすっきりしていてよもや7%など言われなければわからないだろうというすっきりとした飲み口。
食中酒としても合いそうです。こちらは原料にトウモロコシが使われているからなのかな?
酵母が糖をしっかり食べたことで度数は上げつつ口に残るべたつきを抑えられてるのかな、なんて考えたりするのも楽しいですね。
どちらにしてもじっくりちびちびと味を確かめる中で手足も温かくなって、ゆったりとした時間を過ごせました。
それでは、今日のところはここまでとします。GOOD DRINKING! GOOD LIFE!!!( ゚Д゚)σ