ビール選びの基準
皆さんはビールを頼むとき、また陳列された中から手に取るとき何を基準にしていますでしょうか。
ジャケットでしょうか?ブルワリー名でしょうか?スタイルでしょうか?それとも説明文?
私は、今時点でいうと主にスタイルと説明文で決めることが多いですが、以前はジャケ買いばかりしていました。
人それぞれ選ぶ基準はあると思いますが、特にビールの味を判断できる基準に焦点を当てて話を進めたいと思います。
※以前も買い出しが楽しい、という話をしていて、もう少し話をしたかったのでそれの続きみたいなものです。
私の思い出の一杯たち
Mikkeller K:rlek 12
この頃はNEIPAなんて知らなくてうまいなとだけ思ってました。Omnipollo オムニポロ / トビアス IPA
このオムニポロは好きウエストコーストIPAといえばこれ! 私をセンテニアル好きにさせた一杯 このビールを飲んだときの衝撃は今でも覚えています。もう一度飲みたい一本です。
基準の必要性
ビールを買うぞ、となった時はまず売っているお店に行きます。ネットでも買えますが正直気分が乗らないので購入までは至りません。
あれは何でしょうか。お店には購買意欲を掻き立てる何か魔法みたいなものがかかっているのかもしれないです。
ともあれたくさん並べられたビールから選ぶことになるのですが、ここで冒頭にもお話した”基準”が必要になってきます。
それはなぜか、えいや!で決めれる金額ではないのです。安くても600円、平気で1000円とかします。正直1食分です。
そのため、買ったからにはしっかり味わうことを念頭に並べられたビールに視線を向けると、選ぶ基準の必要性が明確になっていきます。
ジャケット(ラベル)で選ぶ
それはジャケット(ラベル)でも問題ありません。注意深く観察したうえで好印象を持ったビールの中身は往々にしておいしく感じます。
これを心理学的に言うと初頭効果というらしいです。気になる方は調べてみてください。
見た目だけで選んでしまうとスタイルを気にしてないので注いだ時に予期しない驚きと色味、香り、味に新しい発見があります。
ちょっとチャレンジしてみたい!なんて日は良いかもしれません。
これは個人の問題かもしれませんが、年々予期しない驚きへの対応力が衰えていて、気分の持って行き方が難しかったりします。(‘_’)
また、ジャケットだけだと味の記憶が残りにくい気がしています。飲んだことあってジャケットは見覚えがあるのにどんな味だったっけ?ってなるのはちょっと寂しくもあり、自分がどんなものをこれから飲むのか認識したうえで飲む方が自分には合っているようです。
そのため、最近は少なくとも飲みたいスタイルのフィルタは通すようにしています。
ブルワリー名で決める
次に選ぶ基準とすれば、ブルワリー名でしょう。正直自分の口にマッチしてるビールを作っていた会社さんのほかのビールは大体口に合う気がします。
なので、あんまり知らないスタイルでもこの会社さんが出しているものだから、という安心感をもって買うことができる、ここで生まれる心理的安心感はとても大きなもので購入までに至る大きな要因であったりします。
また、クラフトビールを飲み進めていくにあたり、飲むビールに対して次第にスタイルの偏りが生まれることは必然だと思っています。自分では慎重に選んだつもりでも気づけは同じスタイルばかり購入してしまうなんてことはざらで、かごの中を見るとホップ満載の厳ついジャケットばかりなんてこともしばしば。
いろんな会社さんが作っている同系統のビールを飲んでみること自体は悪くないのですが、凝り固まるのもよくないでしょう。
そんな時は好きなブルワリーさんを決めておいて、そこで出してるいろんなスタイルのビールを飲んでみるのも楽しいと思います。
それこそ、スタイル開発競争が激化している昨今の国内のブルワリーさんについていけば、いろいろな視点でビールの可能性を見せてくれることでしょう。New England IPAとかミルクシェイクの波が落ち着いたら次は何がくるのか楽しみですよね!(^^♪
順当にいけば、いろんなホップを使って香草感の強いダンクな味に仕上げてくるのかなと思います。また、ホップへの関心が高まれば対照的なシングルホップIPAもあるのかなと思います。個人的にはシュタンゲとか来てほしいですけど、ブリュットがあんまり流行らなかったのでどうだろうって感じです。皆さんは何だと思いますか?よかったら教えてください~
スタイル&説明文で選ぶ
長くなってしまいましたのでここはさっくりと話したいと思います。
見出しの通り、スタイルと店内のポップに記載された説明文から判断することになります。正直これが一番大事だと思っています。笑
丁寧に説明を書いてくださるお店もあれば度数とIBUくらいしかないお店もあります。説明文がない場合はサイトに行ってどんな味なのか確認することもあります。それは結局のところ口コミであり、自分が飲んだ時のことをイメージしやすくなるので十分に読む価値があります。
(どの店も説明を詰め込むあまり字がちっちゃいのが難点ですね。笑)
おわりに
ここまでビールを選ぶ時の基準について話を進めてきました。
ほかにも、店員さんに売れ筋を聞いたり詳しい人におすすめを聞いたりするのは、どんな味がスタンダードなのかを知るうえでとても有効です。
じゃんじゃん聞いて仲良くなりましょう!
また、ブルワリーのサイトに行くとABVやIBU、OGなんかが書いてることがあります。これらの用語についてはまた別途ブログに記載予定です。
こんな用語あるよ!って方いましたらコメントで教えてくださるとありがたいです。
以上になります。