ベルギービールウィークエンド福岡に行ってきました

2025/5/22(木)こんにちは。ご無沙汰しております。Jimです。皆様どのようにお過ごしでしょうか。

今回はベルギービールウィークエンド福岡に参加した時のレポートになります。

鹿児島は梅雨入りだそうで会場の天神ももわりと暖かい空気に包まれていました。

柔らかな風に包まれた昼下がり、のどかでビール好きの集まる居心地のいいこの空間がありがたいですね。(^^)

久しぶりに好きなだけビールを飲んでいい気分になれました!それではどうぞ。

ベルギービールウィークエンドの概要

毎年各地で行われているベルギービールの大規模なイベントでご存知の方も多いのではないでしょうか。

今年は日比谷、六本木、新宿、横浜、名古屋、大阪、福岡の7会場で実施されていまして私は福岡(福岡市役所前広場)の会場で飲んできました。

前売り券3700円、当日券3990円でグラスとコイン13枚がついてきます。ビールとフードはコインとの交換になります。ビールは48種、フードはフリットやチキン、生ハムなどがありました。どれもおいしそうでしたね!(^o^)

次に印象に残ったビールをいくつか紹介します。(^^)

HP:ベルギービールウィークエンド福岡https://belgianbeerweekend.jp/fukuoka

チョコレート・ドゥシャス・チェリー

プラムのような酸っぱさが全面に際立ちます。若干の渋みと甘み、あのドゥシャス・ド・ブルゴーニュの味です。飲み込む寸前の最後の方でカカオの風味とバニラエッセンスのような甘いアロマが立ちあがります。美味しいです!ずっと酸っぱいだけではない変化が二口目を誘いますね。\(^o^)/

ボトルのラベルやコースターに描かれているのはマリーという名前の女性でブルゴーニュ公国のお姫様でした。

孫はかの神聖ローマ帝国カール5世(スペイン王カルロス1世)です。グーテンカルロスのラベルに描かれている歴史の偉人ですね。

イベント内ではグーテンカルロスクラシックが販売されていましたので併せて飲んでみても楽しいですね!

余談ですが、マリーの娘マルグリット・ドートリッシュについてのwikiが大変興味深く読んでいて面白いものでした。

政略結婚で誘拐同然にフランスに連れて行かれるところから始まり、自国ネーデルラントに戻ってからは悪政を暴いて為政者を国外追放したり、官僚制の導入など政治改革を進めて公国の経済状況を回復させています。

また早くに亡くなった兄の代わりにカールを育て神聖ローマ皇帝即位のために尽力したとあります。

この記事からも分かる通り、カールは幼少期をマリーが生きたガン(現在はヘント)で暮らしていました。叔母からブルゴーニュ公国繁栄の歴史や祖母マリーの話を聞いて愛着を持ちマリーの霊廟がある聖母教会も訪れていただろうなぁ、なんて思いを馳せるのも面白いですね!

マルグリット・ドートリッシュwiki:

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5

ヴァルデュー・グランクリュ アビィ・ビール

うまいです!高アルコールでありながら酸化したような風味やカラメルのような甘みはありません。そのおかげかフレッシュ感があり存在感と重厚感を両立させています。

唇は少々ベタつくので甘みがあるのですがクドく感じさせないところがすごいですね。このバランスの良さがもう一口飲みたくなる要因なのだと思います。

ヴァルデューのビールはアビィビールとして唯一つ修道院内でビールが造られています。ブルワリー名の由来は修道院のある神の谷(ヴァル・デ・デュー)から来てるそうです。現地ではブルワリーの他にレストランも併設されているしく緑豊かで素敵なところでした!いつか行ってみたい場所がまた一つ増えましたね。(^o^)

オメール ゴールデン・エール

(画像の背景が間違ってますね、、すみません。)

キリンビールの一番搾りをもっと高アルコールにしたような旨味の強いビールです。炭酸強めで舌の奥に残る独特な苦味もいいアクセントになってます。

鼻を近づけた時の麦とアルコール感の混ざったなんともワクワクする感じ!伝わりますかね。味わい深さの割に飲み口に切れの良さがあり、残存する糖の割合とアルコール度数の妙ということなんですかね。いい感じです!

ちょっと話はズレますが、高アルコールのラガーって味の複雑さが際立ってしまってちょっとついていけないことがあるのですが、こういう答えがあってもいいな!と思いました。ベルギービールってすごいですね。まあこれはエールですけど。(^^)

コルセンドンク・グランドホップ2025 スペシャル・ブロンド

乾燥したホップの袋に鼻を突っ込んだような強烈なアロマ、乾いた草の香りがなんとも芳しいですね。そしてこのアロマをいい感じに引き継ぐフレーバー、いいですね~うまいです。

ちょくちょく麦芽の香りも顔を出してきて良い感じにまとまってます。

前半の美味しいところはホップに譲って後半は麦芽の良さを余韻で出してるあたり最高の一杯に出会ってしまったと思いました。

エイドリアン ブラウワー スペシャル・ブラウン・ダーク

一口飲んで、「なんだこのビールは。」と首を傾げました。これまで特徴的なビールばかり飲んできたのでその反動で特徴を掴みかねたからです。

店員さんに聞くとこのビールは玄人向けとのこと。アロマに仄かな甘い匂い。口に含むと水とはまた違うテクスチャですが、さらりとしてアルコールは強くなく安心感さえある飲みやすさです。

このビールだけだとここまで良さを感じられたかどうか。飲み比べるから気づけることもありますね!こちらもいいビールでした(^^)

※エイドリアン・ブラウワーはベルギーで著名な画家です。

グーデンドラーク クラシックスペシャル・アンバー

渋みあって美味いです!前半に旨さ、後半にアルコール感の重厚感があり棲み分けされてます。後半に待ち受ける度数の高い味わいも飲みにくさがなく、くどくなくて引きずらない美味しさがこのビールにはありますね。

度数は10%超えなのでこのとき随分と酔いが回ってしまっていい気分でした。(^o^)

最後に

今回はベルギービールウィークエンド福岡のレポートを書いていきました。

初めて行ってきたのですが美味しいビールがたくさんあって楽しかったです!

今回飲めなかったトンゲルロー ブラウン、キングミュール IPA、ブロンシュ・ド・リエージュ セゾン1858など、また来年の楽しみにしたいと思います。

ほぼ感想でしたがイベントに行って飲んでみたいと思ってもらえたら嬉しいです。それでは今回はここまでにします。

Good Drinking!! For Your Good Life!!\(^o^)/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です