ビール検定の認定証が届きました

7/19(日)東京は今日も今日とて暑い一日でした。Jimは本日有休をいただいて三連休の最終日です。特に予定等はなかったんですが年5日以上有休を取得しましょうという国の方針に則って休みを満喫しております。どうせ休むのだから普段できないことを、なんて思うわけですがそんなことを考えていると気づけば何もせずに終わっているそんなことあるので結局普段の延長を楽しむのが充実感を得られてよいのだろうと思い至る今日この頃です。

さて、今回ブログを書き始めたのはタイトルにある通りビール検定3級の認定証が届いたのでせっかくなら自慢でもしてやろうと思い立った次第でして、どうやら今回(第10回)から全員にカードが配られるようになったようで持ち運べるうれしさがあります。(これでどこでも見せびらかすことができます)

認定証はカード式

デザインは実際のJIS規格に基づいて21のひだのついた緑の王冠に3rdの文字が書いてあります。それを囲む二条大麦、ホップも添えられています。
緑の王冠と言えばシエラネバダ、国内なら伊勢角屋麦酒を思い出しますね。うん、おいしそうです。
ちなみに2級や1級のイラストはどうなっているんだろうと思い至り調べてみると二級は赤、一級は金色の王冠になっていました。
それにしても何かを認めてもらうってやっぱりうれしいものですね。すごくモチベーション上がったので11月の2級試験を受けられるようにいろいろ飲んで準備しておこうと思います。(※びあけんに実技はありません)

新しいビールの楽しみ方を考えてみよう

味を知って、スタイルを知って、飲み方を知って、背景を知る、なんとなくこの3年で一巡したようなそんな気持ちさえしています。
新しいビールを追いかけるのも楽しいですが、何か新しい視点を加えてビールを知ることができないか考えているところです。
例えば、今まではファッションとしてクラフトビールの在り方ばかり追ってきたように思うので流行り廃りじゃないところで国内のクラフトビールの今ってどんな状態なんだろう、これからの在り方ってどんな状態が自分にとって好ましいだろう、その好ましい状態のために私ができることは何かあるだろうか、と考えられるようになれたらと思います。

そのほか、クラフトビールをあまり知らない人にも飲む機会を作ってもらって、ビールの世界を共有する人が増えることもまたとても良いことです。そのためには、クラフトビールが珍しいものではなくなる必要があります。ピルスナー、ラガー、シュバルツ、それらを抑えて発泡酒や第三のビールが店の冷蔵の棚の8割を占めている状態から脱却してほしいと思っているのは私だけじゃないと思いますし、なんなら半分はクラフトビールにならないかなって思ってます。
(店主さんの意向で充実しているお店もありますが、それは+αの仕入れという認識です。)

次の2年のビールを考えてみよう

(注意)こっから先に記載した内容はすべて私の妄想ですので閲覧注意です。悪しからず。だいぶ的外れなことを書いてることでしょう。その点ご了承ください。


初めに、ブログで紹介されたりSNSに投稿されるのはおいしそうなビール、つまり高かったり珍しいビール、ですかね。
購買意欲をそそるような文章で読者に「あ~飲んでみたい!」と思わせるかもしれないですが、なかなか購入自体が難しくて飲むのをあきらめる人もいるでしょう。
また、記事の情報も積極的に行動した人のみに与えられるものであって興味関心が0の人を0でなくすることができるわけではないと思います。
そんなわけで近年クラフトビールをよく飲み知ろうとする人の割合は増えていると思いますが、より普及させるための次の二年の動きを想像してみましょう。

クラフトビールを売りに出したいのはビール業界全体、そういう仮定で想像してみます。
そうすると最近よく聞くホームタップや、タップマルシェなど、新しいルートで商品を提供してクラフトビールと生活を結びつけようとしている動きが見えますね。
誰かさんの家やよくある居酒屋をタップルームに変身してしまおうという発想は大胆で素敵です。
そのような動きの背景として、発泡酒からクラフトビールに主戦場を変えたいがためという理由が考えられます。そしてこのような動きはその布石とも取れますね。受け入れてもらえばもっと手軽にそれこそスーパーで手に入れたいと思う人が増えるかもしれなくて、思い通り買い手が増えることで必然的にスーパーにクラフトビールを並べる割合を増やす、というシナリオでしょうか。でもここまできて恩恵を得られるのは今タップマルシェとかにビールを出荷してる醸造所が主なんでしょうね。

次です。今のクラフトビールの価格帯について、大体安くて400円、500円、高いと1500円なんかしたりします。普通に考えて生活費を圧迫します。
そんな訳で3年たった今でも500円のクラフトビールに”常飲するもの”というイメージはないですねえ。
まあでもわざわざ駅前のスタバに行ってコーヒー買う人がいるわけですから、いっそのこと日常から離れた形の店舗でキャッチーで親しみがあって、長居できてそのスポットにいること自体かっこいいみたいなビールスタンドが全国展開で出店して定着してくれたらもっと広がるのかもしれません。(withコロナをかんがえると、量り売りがメインでもよいかも)店内イメージはクラフトビアマーケットとかIBREWとかでしょうか。

流通の知識と商品表示規定

これは個人的に気になる点なんですけど、大手は新しい商品作ったとして自分の流通網を活かせばいいですけど、それがない醸造所が買い手を増やすために今どう考えてるか聞いてみたいです。せっかく作り手が増えてもそれを置いてくれるお店が専門店だけだとなんかもったいないなあとも思いますし、個人的にはゴリ押しでいいからビールを専門に扱うお店以外にも押し出してほしいと思ってしまいます。

例えば小売店に陳列することを考えると、出す以上はいろいろ気を付けないといけないことがあると思います。例えば商品表示ですかねぇ。スーパーとか小売店って誰でも出入りするところだから未成年が間違って手に取っちゃわないようになどの理由からパッケージは画一化されているはずです。そういうわけでビールコーナーに行って横一列に並んだビールを見てみるとみんな一様に似通った商品表示、酒である事が罪みたいにおんなじパッケージにさせられてます。まあ中身も大体一緒なんですけど。
こんな制約ばかりの飲み物、若者が喜んで買うわけもなくて、ビールの若者離れも中身よりパッケージのせいなんじゃないですかね。まあそれを喜ぶ大人もいると思います。
一方で海外のビールのように可愛かったり華やかな絵柄で目を引く缶だったりすれば中身が同じでも若者の目を引いて少々高くても売れそうです。

最後に

最後に”クラフト”って何だっけと思った体験を書いて終わりにします。
この前、市販のクラフトコーラというものを飲んだんですけど、原材料に人工甘味料(アセスルファムK)が入っていてなんだかなぁと思った出来事がありました。
こういうときクラフトって何だろうって思います。人工甘味料入れてるのにこだわりを持ってるって言われたってなんとなくやだなぁと思うわけです。
それなら甘くなくていいよと思います。クラフトってついてれば買うだろうみたいな下心が透けて見えてきそうです。
翻ってビールの原材料なんですが、ビールで言う人工甘味料的立ち位置ってどんな材料なんでしょうね。
全然知らないので誰か教えてほしいです。(例えば、酵母エキスとか書いてありますけどこれっていろんな調味料にも入ってますよね~)

そんなわけでいろいろ思ってること吐き出せたので以上にします。
それでは。

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