お香で変わる?お酒の新しい楽しみ方を試してみた

2022年6月5日(日)

最近投稿ペースをあげようといろんなところにアンテナを伸ばしてるJIMです。
今回はビールとお香を組み合わせる斬新な商品がありましたので試してみたことを記録しようと思い書き始めました。

購入したのはrésonance(レゾナンス)という商品。
購入店は香源というお店です。

いろんなビールのお店に行きましたが未だかつてお香をたいていたお店があったでしょうか。
意図してお香を焚いてビールとの相乗効果を狙ったお店があったとしたら、それこそ店内にでかでかと書いてあるはずですからそれを覚えていないということはないでしょう。
つまり、消臭という意味で何かしらの香料を使っているお店はあったとしてもビールのアロマやフレーバーにアクセスするという意図をもってお香を使用したお店はなかったように思います。

またお客さん側としては来店時に香水をつけるのを控えたり、たばこは外だったりでビールとの対話に”臭い”で干渉しないような気づかいが必要だよね、という認識を持っていました。
そのため意図的にお香でビールの香りをブーストさせて味の変化を楽しむのは初です。
どんな”化学反応”が起こるんでしょうか!楽しみです。それでは書いていきましょう。

商品の概要説明

先に商品の概要を説明しておきます。
商品名:résonance(レゾナンス)
販売元:香源
商品URL:https://www.kohgen.com/i/kc-reso-P0010
キャッチコピー:香りを、食べる。

「お酒のアロマ」と「お香の香り」を一緒に嗅ぐことで飲んだときの”味”の変化を楽しむ、というコンセプトの商品です。

十種の香りが入ったアソートとなっています。モルティ、ビター、エステリーなどなど。
実際ビールや発泡酒向けと謳われているのは最初に言った、モルティとビターだけで、その他ウイスキー向けにエステリー、白ワインや日本酒向けにウッディを使用することをおすすめしています。

商品の名前にもなっている”レゾナンス”とは日本語で共鳴という意味です。
いったいどんな飲酒体験ができるのでしょうか。楽しみですね!
それでは次に実際にお香に火をつけて、匂いを嗅ぎながらビールを飲んでみましょう。

ビールをお香と共に味わってみよう


さて、10種あるアソートの中から今回は”モルティ”を試していこうと思います。
冷蔵庫にあった本麒麟を冷えた状態でグラスに注いで先に本来のにおいをかいでおきます。
そうしてお香も火をつけてセットしました。

本麒麟とお香

お香自体いい匂いで若干甘いムスクのような香りもする気がします。
ただやはりというかお香本来の燃焼する際の香りがありますね。
スモーキーな香りとはまた違った独特な香りです。
次に鼻の奥に滞留するこの香りとビール自体のアロマをぶつけてみます。

個人的には元のアロマと全く違う匂いに感じました。あえて言うならウイスキーをロックで飲むときに嗅ぐ匂いです。
蜜のようなねっとり感を連想させる甘くその中につんと来るあの香りですね。

まさか、醸造酒から蒸留酒のにおいがするかと思うかもしれませんが原料は一緒だしそういう意味ではモルティなのか、、、
と納得しかけた自分がいました。笑(;^ω^)

ビールを飲んでみるとお香の香りとビールのフレーバーが交互にやってくる感じです。
ですがその感覚も次第にあいまいになり、次第にお香の香りは気にならなくなっていきました。
そしてアロマで感じたほど甘味やべたつきもありません。

最初にアロマで先入観があっただけにビール自体が水のようにさらり流れていくことに驚きさえ覚えました。笑
わたしにはいつものとは違うビールを飲んでいる気になりましたね!
※この結果は個人差があると思います。ご承知おきください。

ビールに関する新たな商品への所感

今回試してみた商品に対する所感を書いていきます。
正直な心情をお話ししますと、ビールにおける香りというのはだいぶセンシティブで私が最初に出会ったときの第一印象は”ナシ”でした。

というのもビールには4人の登場人物が出ます。”作り手”、”運び手”、”注ぎ手”、”飲み手”です。
そしてこの4人のうちビールを作り上げるのは”作り手”であり他の3人がその味を引き出すことはあれど作り変えたり崩さないことがマナーであるように感じていたんですね。

ただリアルエールやブレンドビール、カクテルのような完成後に変化を加える文化、風習もあります。
そういった既存の文化には目をつむり新しく出た商品にだけ ”作り手至上主義”的な偏った考えで批評するところが私の中にありました。

(実際まだそういった気持ちは残っていて、ある特定のビールとのコラボ商品ではなく不特定多数のビールに対する商品であることに作り手へのリスペクトが足りていないように感じちゃったりしています。(;^ω^)
ですから社員さんがどういうビールで試してどう感じたのか、混ざり合った香り成分はどういった特徴を持っているのか説明してもらえると嬉しいです。
ビールの名前を出すためにはそのビールを出してる会社と交渉する必要があるでしょうから、そこから商品自体についても容認されていることがうかがえるでしょう。)

そういうわけで若干のタブー感さえ感じたこの商品ですが試してみて2点良い点がありました。

一つ目に環境の香りによってこんなに味が変わるんだ、ということに気が付けたところです。
家は生活臭のたまり場ですから、自分が気が付いてないだけでビールにはよくない臭いが充満してるのかも?!なんてね。
次にビールを飲むときは換気してみようかな、と思いました。(;^ω^)


2つ目に一歩踏み出して試してみることはちょっと大変ですが大事だということです。
新たに得られたことを自分の言葉にして文章にするのは難しいです。例えば私は言葉選びや表現に苦労します。
それでもその商品の良さを見つけて言葉にできたなら、それは新しい視点でものが見えるようになったということですから
それに合わせて視野も広がったんじゃないかなと思います。
そういった結果が得られるのは自分にとってとてもうれしいことです。続けて行けたらなと思いました~

最後に

今回はビール×お香というコンセプトの商品を試してみました。
未知との遭遇はとてもおもしろいですね!ほかのお香も試してみたくなりました。

わたしなんかはずっとビール党ですから違和感の方が勝ってしまいましたが、普段ビールを飲まない人が試した場合どういう結果になったんでしょう。
もしかすると普通に飲むより飲みやすい!なんて結果になったのかもしれません。
そうなると逆にどういった香りの中であればより飲みやすいのか、ということになってきますね。
それが根拠付きで世に出回ってしまったら、、、ビールが飛ぶように売れるお店の出来上がりですね。笑
まあたぶん居酒屋でビールをよく飲んじゃうのと同じようなことだと思います。
(ジュージュー焼かれる音と匂いで飲めますからね)

そんなことはさておき、ビールを飲むときのお供商品をご存じの方、感想欄にこんな商品あるよといった情報を載せていただけるとありがたいです。
できたら購入して試してみます。(^^)/

それでは今日のところはこれまでにします。ありがとうございました。
それでは!Good Drinking!!For Your Good Life!!!(‘ω’)

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